FINAL FANTASY 零式 レビュー
発売元 | スクウェア・エニックス(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2011/10/27 |
価格 | 7,700円(税込) |
レーティング | 【C】15才以上対象(CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 (?) | ![]() ![]() ![]() |
タイトル概要 | ■ ジャンル:RPG ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:6,480円 |
スコアボード
ユーザーレビュー
ソート(デフォルト:ALL)


オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 4pt | 2pt | 3pt | 2pt | 2pt |
55pt
GOOD!
■映像・音楽
映像・音楽などさすがスクエニ!という部分は本当に素晴らしいと思います。
エンディングなどは思わずジーンときてしまいました。
キャラクターの表情や空、雲や風景、戦闘シーンの氷など
またミッションでその地域で戦闘が起こっている時は、ミサイルなどが飛び交っていたりと細かい演出が素晴らしいです。
反面妙な手抜きもあるのですが、それはバッドで。
■戦闘システム
キルサイトはそれを狙わないと倒せない敵がいるなど、よくできていると思います。
自分はキング・トレイを主に使っていたのですが、決まった時に一言入ったりなど爽快感があります。
……後半は大体の敵で魔法使った方が早いんですが。
■作戦
ミッション自体は自分は非常に楽しみました。タイトル画面から何度もできるのも、スコアアタックなどができて楽しいです。
自分はエリア攻略の方が好きだったのですが、これは何度もプレイできないのが残念です。
SOも難しい物はパスし、赤だけクリアしたら問題ないと思います。
■シナリオ
7章後半までは本当に先が気になるストーリー展開だったと思います。
■キャラクター
モブの一人一人にまで性格があり、何か変化が起こるたびにドキドキしました。
ミッションで登場した候補生達が手柄を立てたり死亡したりしたら、それも反映されます。
特に仲良し三人組の行く末や囚われの従卒には涙が。
メインキャラもそれぞれ個性があり、生き生きとしていると思います。
BAD/REQUEST
■いろいろな不親切感
長く頻繁なロード・容量の大きすぎるインストール・一度に一つしか受けられない依頼
通信はアドホックのみだし特典達成条件が苦行レベル
通信できないと達成できない依頼がある。
体験版(もしくはメンバーズサイト)で手に入る夏服がないと特典映像が1つ見られない
真面目に全員レベル上げると最後に苦労する
地味にストレスがたまります。
■2周が前提
周回プレイが前提のゲームは他にもたくさんありますが、少し「1周目を楽しんで貰いたい」という配慮に欠けた部分があると思います。
追尾してくる強すぎるシンボルエンカウントモンスター
その時の到達レベルに対して、かなり高レベル前提な実践演習やダンジョン
時間制度。1周目ではすべての会話を聞くことができません。
一番カチンときたのは最終章。
存在すら知らない2周目からの追加要素のせいで、迫害される1周目主人公達ってなんですか?
■妙に手を抜いた部分
何もない平原で、突然この先はいけませんというメッセージ。
洞窟の入り口にはあるんだし、エナジーウォールで視覚で行けないことを表現したらどうでしょうか。
緊迫している時まで、「遊ぶ?ぅ?」というパートボイス。
無い方がましです。
■7章後半から……
あれって一番盛り上がらないといけないミッションなんじゃないでしょうか。
その後の超展開含めてがっかり感しかありません。
そこまでは本当に楽しんでいただけに残念です。
COMMENT
PSP-3000使用
バグやフリーズなどは一切なくその点ではさすがに快適でした。
用語も最低限は説明をされるし、それ以上はそういうものだで聞き流して問題ないです。
戦闘、ミッションなどの部分は好みもあると思いますが、私は楽しめました。
周りの人たちとの会話やイベントも、戦場に赴く感じが凄く出ていてよかったと思います。
反面、主人公たちの言動には???と思う部分もあるのですが……。
最終章の展開は賛否両論あると思うのですが、私もあれは無理にああいう展開にしなくても……という気が。唐突すぎるし説明不十分だし。

オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
0pt | 4pt | 2pt | 3pt | 3pt | 4pt | 2pt |
57pt
GOOD!
○ストーリー
戦争の悲惨さや無常さがFFシリーズとは思えないぐらいに生々しく表現されていました。OPでの一兵卒の死などはムービーの長さも相まって、初見の際に賛否が分かれそうではありましたが、「戦争とはこういうもの」というメッセージのようなものが強く感じられました。
○グラフィック
やはり流石はスクエアエニックスというところで、非常に流麗で作り込みが細かく、PSP最高峰と言っても過言ではないと思えます。しかしハードの性能が限界なのか、少々気になる箇所が見られました。そちらはBADの頁で。
○システム
アクション面では14人個々のモーションが振り分けられ、オーソドックスなものから非常に個性的なものまで様々で中々飽きません。敵の行動により発生するキル(ブレイク)サイトも成功するとモチベーションが上がり狙うのが楽しくなります(勿論それ以外にもメリットはあります)。従来の魔法も様々な種類に分かれ、属性だけでなく発生タイプでも選択の余地がある点はアクションRPGとして良い仕様かと思います。
戦闘は従来のFFにあるエンカウントによる戦闘に加え、ストーリー進行の中心となるミッションがあります。そのミッションも通常戦闘と準RTSのような形式のエリア制圧戦に分かれ、今までとは明らかに毛色が異なり新鮮でした。セーブデータをロードしてクリア済のミッションに再挑戦できる「作戦」があるおかげで、望んだ報酬が得られなかった場合も安心できました。報酬はアイテムの他にも魔法や、召喚獣である軍神、装備の購入権など様々です。
他にも本拠地である魔導院や、ミッションクリアにより制圧したマップ内の街で発生する様々なサブイベントや依頼、ミッションとは別に任意で攻略できるダンジョン、飛空挺でのミニゲームなどやり込み要素も多くなっています。
○キャラクター
一応シナリオ上の主人公はマキナ+レムとなっており、他の12人はプレイヤー視点の主人公といったところでしょうか。それぞれ個性的で主にサブイベントで様々な動きを見せます。
また私は声優には詳しくないためあまり明言するわけにはいきませんが、非常に豪華なキャストとなっていると伺いました。主要メンバーだけでなく、出番の少ないキャラクターにも他作品で聞き覚えのある方が採用されているようです。
○音楽
他のレビュアーの方々がおっしゃるように「我来たれり」はどこか悲壮感が漂いながらも非常に勇壮で強く耳に残ります。また定番のプレリュードが魔導院での行動時に流れる点はFFファンにとって懐かしく感じられ良いのではないでしょうか。
BAD/REQUEST
○ストーリー
GOODの頁で指摘した点以外に関しては作った方が本当に何がしたいのか全く分かりませんでした。まず世界設定ですがファブラシリーズの一端だからという理由から、ほとんどの説明をソフトとは別の動画や公式HPの情報に丸投げしています。私的にはこの時点で話ものの作品として最低と考えましたが、その情報自体も固有の用語ばかりで説明しているため、結局ほぼ何も理解できません。私は某動画サイトにて、一般の方が投稿なさった考察・解説動画を見て初めて納得できました。
それに加え従来のFFシリーズの設定にもいくつか変更を加えています。それ自体には特に問題はありませんが、一例として挙げるとモーグリが頭文字をとった略称となっており、その正式名称はMilitary Operation Organization Guidance Logistics Expertとなっています。モーグリの固有名も覚える気が失せるほど長くなっており、完全に小中学生の語呂遊びそのものです。そもそもこの変更に一体何の意味があったのかも不明で、実際にモーグリの役回りも従来と何も変わっていないところを見ると恐らく「やりたかっただけ」なのでしょうか。
シナリオ進行もイベントとゲーム進行が完全に別離されているような進み方で、挙がる話の何もかもが唐突でした。特に終盤は戦争の物語から何の描写もなくファブラ神話関連にシフトするため、それまでのシナリオのほとんどが無駄な印象しか受けませんでした。
制作側に見せようという気も理解させようという気も全く感じられず、イベントシーンではただただ不愉快なだけの内容でした。
○グラフィック
あくまで私的にですが細かい部分で粗が目立ったような気がしました。
全体的にぼやけていたため、場合によっては見辛く感じました。またムービーシーンが導入とEDのみがCGで、他は会話イベントなどで用いているポリゴンを使っているため非常に違和感を感じ、表情などの動きは綺麗だった分余計に手の描画の汚さが目立ってしまいました。
○システム
通信関係は非常に邪魔でした。メンバーズ連動やPSP-1000アドホック非対応という仕様も客の照準を絞っているような印象を受け不快、不便でしたし、SPP以外で入手不可能なアイテム、魔法が存在したり、本来通信を要しないゲーム進行上でSPPを要求する依頼が出たりと、まるでソーシャルゲームをしているような感覚に陥ることもありました。私的にはFFには全く求めていないものだったためBADとさせていただきます。
また全体的に数値の設定がひど過ぎます。特定のアイテム、魔法取得要件として前述のSPP取得数が何十万となっていたり、終盤のダンジョンクリアに階層ごとにLv120以上の敵(自身のLv上限は99)を100体撃破が条件となっていたりと、明らかに時間の無駄を感じます。また戦闘時の全ての行動にLv差による補正があり、攻撃を与える、もしくは受ける際にLvが高い場合上方補正、低い場合下方補正となっているため、Lvが低いと何をしても苦戦し、高いと簡単にバランスが崩れ面白みのない戦いとなります。そのためGOODで挙げたアクション要素が完全に台無しとなっています。こういったゲームの場合上方補正は低い側にかけるのが普通だと思うのですが…。
エリア制圧戦も流れを理解した後はどのミッションもすることが全く一緒で、こちらが指示できる内容が極端に少ないため戦略性は皆無です。楽しめたのは最初だけでした。
ダンジョンもダンジョンとは名ばかりの準ミッション状態で、謎解きなどは一切ありません。依頼も変わり映えがなく、半ば作業といった感覚でした。
色々な要素に挑戦してみたはいいものの、それぞれ邪魔し合い台無しになってしまった印象をうけました。
○キャラクター
ストーリーの頁で述べた仕様から、感情移入どころか各々が何を考えているのかさえ分かりづらかったため、残念ながら特定のキャラクターに思い入れがありませんでした。
○音楽
こちらに関しては個人の好みが最も強く反映されるため良否をつけがたいのですが、私的に国産ファンタジーRPGの代名詞であるFFシリーズのテーマにPOPバンドは似合わないと感じました。曲の善し悪しという問題ではなく、BUMP OF CHICKENの音楽性は明らかにRPGに向いたものではないためBADとさせていただきます。他に関してですが「我来たれり」以外の楽曲は特に印象に残ったものはありませんでした。
COMMENT
PSP-2000にてプレイし、現在2周目の中盤まで進行中です。
本作はファブラ・ノヴァ・クリスタリスシリーズとして発表されていたFF13・アギト13・ヴェルサス13の中のアギト13にあたる作品となります。これらは同じ神話体系のもとでの別世界の話で、ストーリー上の接点はありませんが世界観や設定が共通しています(固有の設定も有り)。
正直に言って野村氏は早々にこのシリーズに見切りをつけるべきだと思います。そもそも世界観がFFとは完全に別のものとなっていますし、設定もでたらめな用語でまくしたてているような内容で一切の価値が見出せません。FFのストーリーには目を向けるなと言うのなら話は別ですが。
少なくとも私は他の2作に目を向けることは間違いなくありません。今後もファブラシリーズが続くようであれば、いい加減FFには見切りをつけようかと。
ゲームとしては中々面白いと思います。野心的に色々な要素を用意しており、アクション要素は本当に充実していてキャラクターを変えると操作感もしっかりと変わり楽しめます。
惜しむらくは数値や余計な要素さえ改善されていれば間違いなく良作となっていたことです。
現在の価格であれば本作は購入して損はないかと。ただし従来のFFシリーズを期待している方やストーリーRPGを好む方、またアイテムや記録等のコレクション要素を重視する方には推奨しません。
検索
発売スケジュール
- 2014/06/26
-
BLACK CODE ブラック・コード
- 2014/07/31
-
Enkeltbillet
- 2014/09/25
-
金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園
サイト情報
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-
Switch mk2(Switchのゲームレビューサイト開設しました。皆さまの投稿お待ちしております!)
- 2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
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コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー
- 2020/06/10更新 (2020/06/09投稿分まで掲載)
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タクティクスオウガ 運命の輪
Zill O'll ?infinite plus?(ジルオール)
- 2019/12/31更新 (2019/12/30投稿分まで掲載)
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三極姫2?天下覇統・獅志の継承者?
- 2019/11/12更新 (2019/11/11投稿分まで掲載)
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大戦略VII エクシード
サモンナイト3
- 2019/10/15更新 (2019/10/14投稿分まで掲載)
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信長の野望・烈風伝 with パワーアップキット
- 2019/08/31更新 (2019/08/30投稿分まで掲載)
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スーパーロボット大戦α
- 2019/08/24更新 (2019/08/23投稿分まで掲載)
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英雄伝説 ガガーブトリロジー 白き魔女
- 2019/06/13更新 (2019/06/12投稿分まで掲載)
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うたわれるもの PORTABLE
- 2019/05/14更新 (2019/05/13投稿分まで掲載)
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FIFA13 ワールドクラスサッカー
- 2019/04/22更新 (2019/04/21投稿分まで掲載)
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ガンダムバトルユニバース
KING'S FIELD
- 2019/03/14更新 (2019/03/13投稿分まで掲載)
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ナムコミュージアムVOL.5
- 2019/02/27更新 (2019/02/26投稿分まで掲載)
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ナムコミュージアムVOL.4
- 2019/02/22更新 (2019/02/21投稿分まで掲載)
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ナムコミュージアムVOL.3
- 2019/02/07更新 (2019/02/06投稿分まで掲載)
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ナムコミュージアムVOL.2
MISSINGPARTS the TANTEI stories Complete
- 2019/01/28更新 (2019/01/27投稿分まで掲載)
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グランド・セフト・オート・リバティーシティ・ストーリーズ
- 2019/01/18更新 (2019/01/17投稿分まで掲載)
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ナムコミュージアムVOL.1
- 2018/12/31更新 (2018/12/30投稿分まで掲載)
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幻想水滸伝 紡がれし百年の時
- 2018/12/27更新 (2018/12/26投稿分まで掲載)
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探偵 神宮寺三郎 灰とダイヤモンド
- 2018/12/03更新 (2018/12/02投稿分まで掲載)
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信長の野望・蒼天録 with パワーアップキット
- 2018/10/10更新 (2018/10/09投稿分まで掲載)
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沙羅曼蛇 ポータブル
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リッジレーサーズ2
- 2018/09/28更新 (2018/09/27投稿分まで掲載)
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刻命館
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熱血親子
- 2018/08/01更新 (2018/07/31投稿分まで掲載)
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三國志IX with パワーアップキット
- 2018/07/05更新 (2018/07/04投稿分まで掲載)
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輸入版:Test Drive Unlimited
- 2018/06/12更新 (2018/06/11投稿分まで掲載)
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アーミー オブ ツー:The 40th Day ポータブル
- 2018/06/05更新 (2018/06/04投稿分まで掲載)
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流行り神3 警視庁怪異事件ファイル
- 2018/04/25更新 (2018/04/20投稿分まで掲載)
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スーパーロボット大戦F 完結編
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戦国無双3 Z Special
- 2018/03/22更新 (2018/03/21投稿分まで掲載)
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真・恋姫†夢想 -乙女繚乱☆三国志演義- 蜀編
- 2018/02/13更新 (2018/02/12投稿分まで掲載)
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スーパーロボット大戦F
- 2018/02/01更新 (2018/01/31投稿分まで掲載)
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パワースマッシュ NEW GENERATION
- 2018/01/19更新 (2018/01/18投稿分まで掲載)
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サモンナイト5
- 2018/01/10更新 (2018/01/09投稿分まで掲載)
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みんなのGOLF ポータブル2
- 2017/12/26更新 (2017/12/25投稿分まで掲載)
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みちのく秘湯恋物語 kai
- 2017/12/20更新 (2017/12/19投稿分まで掲載)
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街 ~運命の交差点~ 特別篇
- 2017/12/17更新 (2017/12/16投稿分まで掲載)
-
グランツーリスモ
- 2017/11/05更新 (2017/11/04投稿分まで掲載)
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ぼくのなつやすみポータブル2 ナゾナゾ姉妹と沈没船の秘密!
ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団「ボクと秘密の地図」
- 2017/10/25更新 (2017/10/24投稿分まで掲載)
-
沙羅曼蛇
- 2017/10/21更新 (2017/10/20投稿分まで掲載)
-
輸入版:Alien Syndrome
- 2017/09/18更新 (2017/09/17投稿分まで掲載)
-
セプテントリオン
- 2017/08/22更新 (2017/08/21投稿分まで掲載)
-
ECHO NIGHT
GOOD!
■グラフィック:さすがグラフィックに定評のあるスクエニと言ったところでしょうか。PSPソフトでは間違いなく最高峰のグラで、キャラクターの顔まで綺麗に作ってあります。
■サウンド:悪くはなかったです。FFらしいサウンドで世界になじんでいました。
主題歌の「ゼロ」はエンディングで流れると目が熱くなります
■戦闘:14人も仲間がいてそれぞれが違う武器や性能をもっているので触っていて楽しいです。持っているものも剣、ダガー、拳銃といったオーソドックスなものから鞭剣やカードといった変わったものまであります。
そして大きな特徴としてキルサイトが挙げられます。隙をついて攻撃すると、即死ないしは多ダメージを与えられるシステムで、狙って出せるとけっこう爽快です。
■熱中度:個人的にはアクションゲームが好きなのでなかなか熱中してしまいました。やり込み要素もかなりあるのですが・・・
BAD/REQUEST
■シナリオ:悪くは無いのですが…最終章は加速どころかワープ展開でプレイヤーがおいてけぼりになってしまいます。クリア後の目録を見ないと重要人物がその時何をしていたのかが分かりません。やたらと資料に頼るのはスクエニの悪い癖ですね…
■やり込み要素:結論から言えば、「二週目以降にできるようにしたものが多すぎて、一週目でできることが全くない」。ストーリーミッション以外でも実戦演習という任意で受けられる任務があるのですが、一週目では対応レベルが高すぎてどれも攻略できません。お預け状態です。
そして「そのキャラでマルチプレイ乱入1000回で専用装備解放」(全員分解放するのに13000回乱入しなけれはならない)や二週目ダンジョン(一週目でも行けるがレベルがきつすぎて無理)の「128レベルの敵100体せん滅で次のフロア」×5など、数値設定がキチガイじみている。
■快適度:いろんな所で不便。依頼を受けれるのは一度に一つな上に、ワールドマップに出るのに6時間消費(一日は12時間)。各街のレリック端末でしか操作キャラやパーティメンバーの編集ができない、メニュー画面を開いてる間も進行が停止されない(メニュー開いてる間に自キャラが殺されることもしばしば)、拠点の各所をつなぐ魔法陣は別の施設に行くのにいちいちエントランスを経由しないといけないなどなど・・・
GOODに書いたキルサイトも、これのせいで敵の体力が多めに設定されているため、キルサイトがほとんど表れないボスなどはストレスがたまる。近接武器だと狙えない状況も多々あるため、遠距離安定になってしまう。
遠距離キャラ必須のミッションがあるのもどうかと。しかもミッション中はリサーブメンバーを「補充」という形でしか出せないため、必須キャラが出ていないと現メンバーを死なさなければ出せないという事態に陥る。
それとワールドマップが無駄に広い。レベル上げならダンジョンで事足りるため、ランダムエンカウントが邪魔でしかない。
■軍神(召喚獣)が空気:召喚時に味方一人を犠牲にしなければならず、死亡回数は評価に響くため自然と使わなくなってしまう。そして強大な力を持つとはいえ、10レベルほど差があると全く攻撃が通らなくなってしまうため、いざという時に使えない。
同じタイプの召喚獣にも性能のちがうものが用意されているが、見た目に変化はない。せめて色違いぐらいは…
■マルチプレイ:なぜ「乱入」という形式にしたのかまったくもって謎である。3分前後しか他人のミッションに協力できないため、長い任務だと2・3回は乱入→撤収を繰り返すことになる。しかも乱入不可になるタイミングが多すぎるため、ほとんど協力できない。(イベント戦闘の発生するエリアで乱入不可。その前のエリアで強制送還される)
経験値2倍武器や一部の強力な装備がマルチプレイを相当数やらないと手に入らないというのも最悪である。なんだ乱入回数300回って。
COMMENT
PSP-3000使用 一週目クリア済み 現在2週目攻略中
二週目になってようやく参加できるミッションが増えてきてこれからやり込むつもりです。
思っていたよりは楽しめました。ただ、もうちょっとプレイヤーの事を考えて作ってほしいですね。こなす数を増やせばやり込み要素になると思ったら大間違いですよスクエニさん。100回でも多いくらいなのに1000とか頭おかしいとしか思えない
数字に関しては自重してくれたら割と普通にあそべるんですが…惜しい作品ですね
もう映像だけ作ればいいんじゃないかな(ボソッ)