モンスターハンターポータブル 2nd G レビュー
発売元 | カプコン(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2008/03/27 |
価格 | 4,800円(税込) |
レーティング | 【C】15才以上対象(CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon / ハンターズパックG |
タギングトップ3 (?) | |
タイトル概要 | ■ ジャンル:ハンティングアクション ■ プレイ人数:1?4人 【廉価版】 ■ 発売日:2008/10/30 ■ 価格:3,140円 大人気「モンハン」シリーズの「2nd」に続く「2ndG」が登場だ。「2nd」をベースに作られた拡張版となっており、最上級クエスト「Gクエ」の実装や、シリーズ初登場となるモンスター、新ステージの導入、データ引き継ぎ機能の強化とファンには嬉しいボリュームアップだ。(転用元:GDEXより) |
スコアボード
ユーザーレビュー
ソート(デフォルト:ALL)
397人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
1pt | 3pt | 3pt | 1pt | 0pt | 1pt | 2pt |
21pt
GOOD!
・ロード時間の大幅短縮
・アイテム周りのシステム整備
・オープニングムービー
狩り以外での強化が色々目につきました
このゲームの核が狩りにあるにもかかわらず…
まぁ、いいことではあるんですけどね
BAD/REQUEST
モンスターの強化の仕方が悪いです。
勿論、全体防御・肉質・怯み値を上げれば硬く、強靭になるなんて
スタッフじゃない自分でも容易に予想できますが
全部上方修正とか舐めてんのかと
おかげで部位破壊はし難くなり、G級素材収集のダルさにも一役買ってます
グラビモスなんかは腹を壊して柔らかくするモンスターだと思ってたんですけど
G級では腹を割る頃には瀕死なんてのはよくあること
モンスターごとに特徴のある戦い方っていうのも少し削られてますね
あと、硬さの変化に伴う狩猟アイテム達の相対的な弱体化も深刻ですね
今や使えるアイテムが音爆弾・閃光玉・痺れ罠・落とし穴の4つだけ
その昔、爆弾や罠肉等の狩猟アイテム、高台等の地形利用が
モンスター「ハンター」たらしめてたと思うんですが
そろそろモンスターファイターに名前変えた方がいいのでは?
アクション自体は「何年前のゲーム?」と言いたくなる位お粗末だから
せめて狩猟アイテムを充実させてモンスターハンターとしての
オリジナリティを保って欲しかった
純粋にアクションゲームしたいなら他ゲーやってます
あと言いたい事は他の人のレビューの悪い所と被ってると思うんで割愛で
オトモ然り、ランゴ然り、カメラワーク然り、武器2倍(笑)然りです
COMMENT
で、結局どの辺が「お祭り感」だったんですかね
亜種の大安売り?ウカム討伐後の生産リスト?謎です
これでフルプライス取ろうって言うんだからカプコンもいい身分です
値段分の満足度はないです、だから満足度は0
まぁ色々酷い事も書きましたが携帯ゲームとしては及第点じゃないですかね
合う人にはとことん合う、そんなゲームです
私も合う人でしたが7作品もやってるとさすがに飽きましたがね
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 0pt | 0pt | 1pt | 3pt |
22pt
GOOD!
ポータブルシリーズはすべてプレイ済みです。
・メディアインストールの追加
これが一番2ndGを買ってよかった、と思えたところですね。
前作にもBGロードというものがあったのですが、いかんせん電池を食いすぎるというのが難点で、結局使わずじまいでした。
しかし今回のメディアインストールによって、その難点は改善され、BGロードよりも更に早い速度でロードを短縮できるようになりました。
前作までに感じたストレスはだいぶ解消された、といっていいでしょう。
時間があと少ししかない時とかにロードが遅いと、時間経過していないとわかっていながら、焦ってイライラしてしまったものです。
この改善は素直にうれしかったです。
・オトモアイルーの存在
とにかく、癒されます。
モンスターを麻痺させたり、大タル爆弾で特攻したり、笛で回復させてくれたり・・・
攻撃力や防御力は微々たるもので、戦線離脱も早いですが、地味な戦いぶりながら、活躍してくれた時にはとても頼もしく思えます。
・その他の細かい点
農場で入手したアイテムをボックスに直接入れられるようになりました。
手持ちがいっぱいのときには別のアイテムを捨てなければならなかった前作からの大きな改善で、地味ながらとても便利です。
武器使用頻度や生活日記など、どうでもいいような変更点ですが、ギルドカードを覗く回数が増えた気がします。
やりこみ要素の多い本作ですので、その辺の細かい変更点でも楽しみが増えます。
BAD/REQUEST
・モンスターについて
シリーズ通して、未だに改善されることのない、モンスター関連についてです。
これは皆さんが口をそろえる、当たり判定と雑魚モンスターがほとんどを締めると思います。
まず当たり判定ですが、一番顕著なのがやはりガノトトスですね。
タックルの攻撃判定には、ガノトトス本体と、その周りの一定範囲に存在するようで、回避したように思えても、一定範囲の空間に当たってしまうということが非常に多いです。
この他にもガノトトスにおいては今作でかなり強化されているモンスターなので、今作で一番戦いたくないモンスターなのではないでしょうか。
他には、ドドブランゴの投げた雪玉、岩の破片がプレイヤーを狙って飛んでくる感じがしました。これはヴォルガノスのブレスにおいても該当します。
このような攻撃判定の救済法として、今作で回避距離スキルが追加されましたが、それでも異様な攻撃判定に苦しめられるのは大差ないと思います。
もう一つは、雑魚モンスターの存在です。
特に顕著なのはランゴスタでしょう。
ほとんどのエリアにおいて、無限湧き、あるいはそれに近い数で常に襲いかかってきます。
更に今作より、麻痺になる確率が増えたようで、攻撃を受けると常に麻痺、なんてことがザラです。
大型モンスターからの攻撃への耐性は凄まじく、G級のブレスを平気で1、2発耐えます。
それによりこちらからの攻撃で対処するしかなく、さらに大型モンスターも視野に入れて戦わなくてはならず、苦戦は必至です。
ランゴスタに限らず、ガブラスやファンゴにも苦しめられます。
そして極めつけは、ハンター一人狙いです。
今作でエリア移動に関するストレスが無くなったものの、モンスター関連においてそれ以上のストレスを感じることになりました。
これは難易度云々の問題ではなく、嫌がらせに相当するかと思います。
さらにこれを武器防具の為に何十回、何百回とやらなければならないのですから、作業と言わざるをえません。
早急に対処すべき問題だと思います。
・G級について
上記のモンスター関連によって、G級が初心者お断り、クエストによってはソロお断り、なんてことになってしまいました。
ポータブルでもG級はありましたが、今作とは比になりません。
明らかに度が過ぎていると思います。
クエストクリアによる快感は、次のクエストへの倦怠に変わりました。
もう二度とやりたくない、そんなクエストが続出する人が多いのでは。
さらにG級のほとんどが複数討伐、あるいは雑魚無限湧きクエストばかりです。
大狩猟クエストにおいては、絶句するしかありません。
ソロでのプレイに重点をおいてのポータブル、ではないのでしょうか。
多人数プレイが当たり前のクエストばかりです。
初心者、または気軽にプレイしようと思っているユーザーに対して、これは敷居が高すぎるのではないでしょうか。
また前作からの引き継ぎユーザーにおいても、値段は中身に相当しません。
一年の猶予があってもなお、この程度では驚きを隠せません。
・武器防具について
上記に嫌になるぐらい書きましたが、G級クエストでしか手に入らない素材があるため、嫌でもクエストをやり続けるしかありません。
そしてその素材ですが、一部のものがやはり入手困難です。
確率2%なんてザラです。前作よりも数が多いですし。
何十回やっても手に入らないと、さすがに投げ出したくなります。
これが作業ゲーになる一番の要因でしょう。
さらに極めつけは、その繰り返しでようやく作れた武器が、ある条件によって作れるようになる武器と、大差がないということです。
さらにそっちの武器の方が素材が簡単に集められる、という酷さ。
そしてその系統の武器を集めなければ獲得できない勲章まで。
これでは苦労が水の泡、やる気も失われるというものです。
・その他の細かい点
訓練所の相変わらずの作業プレイ
一部スキルの発動条件の難易度向上
G級の強さに強化できない一部の武器
オトモアイルーの強化限界が早い
挙げればキリがないですが、これだけ悪い点が出るとは、自分でも驚きです。
COMMENT
今までのポータブルシリーズがとても面白かったので今作にも期待していたのですが・・・残念です。
ゲームバランスの改善が、逆にさらなる崩壊を生み出す結果となってしましました。
開発陣には、ユーザーの要望をくみ取り、ユーザーである私達に、
面白い!
と言わせてくれる続編を作ってくれることを期待します。
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発売スケジュール
- 2014/06/26
-
BLACK CODE ブラック・コード
- 2014/07/31
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Enkeltbillet
- 2014/09/25
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金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園
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- 2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
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タクティクスオウガ 運命の輪
Zill O'll ?infinite plus?(ジルオール)
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スーパーロボット大戦α
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英雄伝説 ガガーブトリロジー 白き魔女
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FIFA13 ワールドクラスサッカー
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ガンダムバトルユニバース
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ナムコミュージアムVOL.5
- 2019/02/27更新 (2019/02/26投稿分まで掲載)
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ナムコミュージアムVOL.4
- 2019/02/22更新 (2019/02/21投稿分まで掲載)
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ナムコミュージアムVOL.3
- 2019/02/07更新 (2019/02/06投稿分まで掲載)
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ナムコミュージアムVOL.2
MISSINGPARTS the TANTEI stories Complete
- 2019/01/28更新 (2019/01/27投稿分まで掲載)
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グランド・セフト・オート・リバティーシティ・ストーリーズ
- 2019/01/18更新 (2019/01/17投稿分まで掲載)
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ナムコミュージアムVOL.1
- 2018/12/31更新 (2018/12/30投稿分まで掲載)
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幻想水滸伝 紡がれし百年の時
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探偵 神宮寺三郎 灰とダイヤモンド
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信長の野望・蒼天録 with パワーアップキット
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沙羅曼蛇 ポータブル
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リッジレーサーズ2
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刻命館
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熱血親子
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三國志IX with パワーアップキット
- 2018/07/05更新 (2018/07/04投稿分まで掲載)
-
輸入版:Test Drive Unlimited
- 2018/06/12更新 (2018/06/11投稿分まで掲載)
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アーミー オブ ツー:The 40th Day ポータブル
- 2018/06/05更新 (2018/06/04投稿分まで掲載)
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流行り神3 警視庁怪異事件ファイル
- 2018/04/25更新 (2018/04/20投稿分まで掲載)
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スーパーロボット大戦F 完結編
- 2018/03/26更新 (2018/03/25投稿分まで掲載)
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戦国無双3 Z Special
- 2018/03/22更新 (2018/03/21投稿分まで掲載)
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真・恋姫†夢想 -乙女繚乱☆三国志演義- 蜀編
- 2018/02/13更新 (2018/02/12投稿分まで掲載)
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スーパーロボット大戦F
- 2018/02/01更新 (2018/01/31投稿分まで掲載)
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パワースマッシュ NEW GENERATION
- 2018/01/19更新 (2018/01/18投稿分まで掲載)
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サモンナイト5
- 2018/01/10更新 (2018/01/09投稿分まで掲載)
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みんなのGOLF ポータブル2
- 2017/12/26更新 (2017/12/25投稿分まで掲載)
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みちのく秘湯恋物語 kai
- 2017/12/20更新 (2017/12/19投稿分まで掲載)
-
街 ~運命の交差点~ 特別篇
- 2017/12/17更新 (2017/12/16投稿分まで掲載)
-
グランツーリスモ
- 2017/11/05更新 (2017/11/04投稿分まで掲載)
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ぼくのなつやすみポータブル2 ナゾナゾ姉妹と沈没船の秘密!
ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団「ボクと秘密の地図」
- 2017/10/25更新 (2017/10/24投稿分まで掲載)
-
沙羅曼蛇
- 2017/10/21更新 (2017/10/20投稿分まで掲載)
-
輸入版:Alien Syndrome
- 2017/09/18更新 (2017/09/17投稿分まで掲載)
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セプテントリオン
- 2017/08/22更新 (2017/08/21投稿分まで掲載)
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ECHO NIGHT
GOOD!
●PSPでは最高レベルのグラフィック
当然よく見ればPS2やパソコンの物より削ってるのが判りますが、それを感じさせない高クオリティ。
特に背景はとても綺麗。のんびり素材採取して50分過ごすのも苦にならない綺麗さ。
武器防具の種類も多く、色違いや、ちょっとしたパーツ違いが多いとはいえ、これもかなりのボリュームとクオリティ。
ただ、綺麗なだけでゲームとしては破綻しています。その悪い所は後述します。
●各敵に合ったBGM
カッコ良いもの揃いです。初代からのメインテーマは未だに鳥肌物の迫力。
新しい物も敵のイメージを考えられていて、喋らないモンスターのキャラクター性を上手く表現しているように思えました。
●ロード時間の短縮
インストールやBCロードによる快適なロード、倉庫のアイテムも纏められるようになり便利さが増しました。
快適さにも良い点はありますが、それでも0点を付けた理由は悪い所で説明します。
●オトモアイルー
カワイイ。スキル次第でそこそこ役に立つ。
AIも良く組まれてて、最初は暴れるだけですが、なつくと頼れる相棒的な動きをしてくれます。寝たりピヨったら起こしてくれたり。
これも悪い所は後述。
●敵の調整、良い部分
今までモーションが同じで見分けがつかなかった、ナナの爆発やキリンの落雷などに、種類ごとに動きの差が付けられていて、判断できるようになった。新技も追加され、戦闘に刺激が増えました。
BAD/REQUEST
●0点の快適さの説明
良い点で快適な点を上げましたが、それを吹き飛ばすほど不快な要素だらけのゲームです。
そもそも倉庫の中身を纏められるなど今更感が強い。別のゲームならスーファミ時代からあるシステムです。
・まず第一に害虫の大幅強化。数匹がかりで画面外から麻痺になる攻撃を乱発してくるし、こっちの攻撃は高速移動で避けるし、倒しても無限湧きだし、枯れるとしても2.30匹は倒さないといけないしと最悪。
殴ると弾け飛ぶほど脆いって設定のはずなのに、プレイヤーは即死の攻撃を5発以上耐えるとか異常すぎる。
とにかく何もかも害虫で解決しようという、浅はかな考えが楽に見て取れる。
高台って有利だよね→無限害虫で阻止 この飛竜弱くない?→無限害虫で強化
古龍がいる周辺は、他の生き物は逃げて居なくなる→無限害虫で設定崩壊
採取や採掘もハンターの仕事→無限害虫で阻止 釣りでのんびり→無限害虫で阻止
私は強くて巨大な飛龍を狩りたくてモンハンを買ったのであって、ストレスを溜めながら50分間延々と害虫駆除するために5000円も払ったのではありません。このゲームは害虫駆除ゲームだったのですか?
・全ての高台が利用禁止なのも不快。
遠距離攻撃が出来るものの、攻撃力防御力ともに低いガンナーの、戦略の一環として高台があるはずなのに、全て利用できなくなってます。
必ず無限湧きの害虫がいるか、攻撃が100%当たる狭さになっていて、むしろ平地で戦うより不利になります。
酷い物になると、高台に登った瞬間に飛龍が別エリアに逃げ出します。
ハメ阻止のためでしょうが、バグによるハメは相変らず出来るまま。地形のハメは調整もせずに全削除。開発者の思考が短絡的過ぎます。
にも関わらず、敵が行う壁ハメや起き上がりハメは健在。むしろ悪化。
このゲームはモンスター「ハンター」ですよね? 狩人が獲物を前にガチバトル??
いつから正面特攻しかできない脳筋ファイターゲームに成り下がったのですか?
キッチンアイルー「ガンナーは高台を使用すると有利に戦えるニャ」→プレイヤー「そんな場所ね?よ」
・相変らずのバグカメラ。
壁どころか道端の石や木、挙句の果てには自分の周りにいる敵にも引っ掛って大暴れする破天荒っぷり。むしろ前作より悪くなってる印象。
特に追加された旧マップなんて異常そのもの。ゲームとして成り立ってない。
初代から言われつづけてる事なのに、一向に改善される気配も無く、プログラマーの無能さが良くわかります。
・視界の悪さ。
良い所で書いたグラフィック項目の減点要因でもあります。
草や木が茂ってるのは良いのですが、戦闘に支障が出るほど茂り過ぎです。
バグカメラと相まって、逃げ回りつつチャンスを狙うといった戦い方が不可能になっています。
特に旧密林が酷いの一言。視界が0に近く、気付くと敵が目の前なんて当たり前。
にも関わらず敵は障害物を透視してハンターを察知。
・オトモアイルーの適当な動き
良い所で書いたように、スキル次第でそこそこ使えはします。が、詰めが甘い。
溶岩の中でシビレ罠しかけたり敵を倒したり、毒殺したい害虫を殴ったり。
かなり基本的なAIしか組まれて無いようで、考えの無い適当な行動にイライラします。
・当たり判定のおかしさ。
飛竜から2mは離れているのに当たる体当たり。敵の方を向いてガードしてるのに当たるパンチ、ガス。と思えば敵に背を向け後ろ向きにガードしたら防げたりと意味不明。
1撃が痛いゲームなだけに、こういう事は綿密に作って欲しい。敵の攻撃に反応して、キッチリ避けたのにも関わらず当たるとか納得できない。
さらに言えば、ダメージ設定もオカシイ。
明らかに噛み付く攻撃なのに、噛み付かれた時より、その拍子で振られた尻尾に当たった時の方が、ダメージが3倍はある。もちろん怒り時とかは考慮して。
さらにさらに言えば、フィールドの当たり判定もオカシイ。
ハメ対策のつもりなのでしょうが、敵が自分より巨大な岩などを平気で通過してきます。
もちろんプレイヤーは通れない。視界も遮る。でも敵は平地同様の透過っぷり。
・予備動作の無い攻撃
物理的に不可能です。本当に生物の動きですか? 回避も無理です。
ハンターの攻撃で仰け反ったはずなのに、次の瞬間ノーモーションでタックルとか。
猛ダッシュしてたはずなのに慣性無視して逆向きに走り出したり。
・敵の調整、悪い部分
新技が今までの攻撃チャンスに出るものがほとんどです。
ハンター「チャンスだ!」 → 新攻撃 → 飛龍「ざまみろw」 は良い刺激だと思いますが、変わりに新しく隙が追加されてるといった事が無いので、単純に攻撃チャンスの無い強敵になってるだけの場合があります。
フェイントもウザイ。不自然な急突進→不自然な急停止→不自然な急突進 と、何回も繰り返す陰険さ。プレイヤーに攻撃を当てる事しか考えられてない、非常にレベルの低い調整のされかた。
開発者はアクションゲームをまるでわかってない。敵味方共にアクションごとに隙の大小があり、それらを見極めて戦略を組み立てるのが、この手のゲームの面白さなのに。
とにかく敵の隙をなくして、プレイヤーの隙を増やして、大量害虫で攻撃チャンス減らしての調整ばかり。
今までの隙を消すなら、それに代わる新しい隙を作らないと意味が無いですし、フェイントがあるなら、それを見極められる動きの差を付るべきです。
あとバサルのグラビームの成功率が格段に上がってます。ほぼ100%。これじゃグラビ相手にするのと変わりません。キャラの個性くらい尊重して貰いたいです。
・レアアイテム
同じ敵と何百回戦えと? 100匹は狩る事を前提としたような内容です。
引換券という救済措置はありますが、使用するには、ほぼ全クエストをクリアしなければならない無茶っぷり。
以上。
良い所はあるものの、上記のそれを覆すほど大量の悪い点により、快適さを0点にしました。
●壊れた生態系。
オリジナリティーの部分に関わる事ですが、生態系が滅茶苦茶に崩壊しています。
肉食獣、草食獣、虫、カニ、ネコ、鳥、魚、猿、飛龍が仲良く平和に共存していて、ハンター1人に総出で猛攻撃しかけてくるとかありえません。
大人しく臆病って設定なのにも関わらず、ハンターが視界に入った瞬間襲い掛かってきたり。なのに天敵のはずの肉食獣の横は、のんびりと素通りするし。
勇敢で獰猛な飛竜って設定なのにも関わらず、1発斬っただけで逃げ出したり、空飛んで10分以上降りてこなかったり、5分ごとに逃げ出したり。
初代オープニングで有った、草食獣を肉食獣が襲い、それを飛竜が襲い、さらにその飛竜をハンターが、という世界観はどこに行ったのでしょうか?
ハンター VS その他の全生物 など、どれだけ人間を排他した世界観なのか意味不明です。
あと特に火に強い訳でも無い敵が溶岩の中をノーダメージで歩いたり、氷に弱い敵が雪山に暮らしてたりとか、設定無視にもほどがある。
●装備関係
・前作装備の弱体化
前作で作った武具が著しく弱体化してます。
バランスブレイカーだった覇弓の弱体化は当然ですが、それ以外もほとんどの防具が大幅に弱体化し、スキルが全然発動しなくなっています。
初プレイ時は呆れました。弱体化してスキルの発動しなくなった装備で、見たことも無い新マップで、初登場の敵を2匹同時に相手にするのが最初のクエストでしたから。
・武器防具の種類2倍(笑)
ネタにもされてる事なので言うまでも無い気もしますが、これもグラフィックの減点項目なので記述します。
確かに種類は2倍近くありそうです。ですが増えてるのは攻撃力、防御力などの数字だけです。見た目は全く同じ。
愛用して限界まで鍛えた装備がさらに強化できる。最初はワクワクしてました。
しかし鍛えても鍛えても数字がチョットだけ増えるだけで見た目は変わらず。結局そのまま限界に到達。心底ガッカリしました。
せめて最終形態くらい、色違いだけでも良いので変化が欲しかった。
これだけ悪い点があれば、満足度0なのも判って頂けると思います。
COMMENT
2ヶ月ほど前に投稿しましたが、さらにプレイして新たに気付いた点や、変更された感想などを調整して、再投稿させて頂きます。
気の合う友人とパーティプレイすれば、上記の悪い点はほぼ気になりません。
友人とワイワイ楽しむには丁度良いゲームです。
ですが、逆に一人で遊びたい人には全く向かないゲームです。
もの凄く不快な上に、おそらく制限時間的にクリア不可能なクエストもあります。
100%遊び尽くす事は出来ないでしょう。
友人と盛り上がるには最高ですが、ゲーム単体として見た場合は、非常に配慮に欠けた不快なゲームです。
点数は低いですが、これはゲーム単体として評価した結果です。
友人と盛り上がるには丁度いいので、身近に持ってる人が居るのなら買っても良いのではないかと思います。